6月、那須町にある非電化工房を見学してきました。
68歳の発明家があれこれ工夫して、お金のかからない、みんなの役に立つ製品を考えて世の中に紹介しています。
私も数年前にTVでモンゴルの遊牧民に電気の要らない冷蔵庫を作ってあげているのを放映されているのを見たことがあります。
その時の発明家が、工房の代表「藤村先生」です。
TVを見た時は、そんな冷蔵庫より、中古の冷蔵庫を海外宅配便で送った方が、経済的だろ?と思っていましたが、この日の見学会で謎が少しだけとけました。
遊牧民は高い電化製品を買うために、あくせく働く、ゆとりもない。
電気代を払うためにさらに働く。
儲かる仕事ばかり探す。
お金が欲しくて都会に出る。
村の過疎化が進む。
・・・貧富の格差が生まれる。
そしてみんな金持ちを目指して金の奴隷になってゆく。
本当の幸せって何なのでしょうか…? (-_-;) |